ある人生、、
昨晩 中学の時から続く友人の 母親のお通夜でした
彼の父親は 彼が30代の時に他界しました
弟は家庭を持ち 遠く離れた場所にいるため
彼が母親と共にズット二人でくらしていました
母親は病気がちで いつも入退院を繰り返していたそうです
その為
彼は 一切の趣味、楽しみを断ちました
ごん父が独身の時は いつも彼と遊びまわっていました
ボーリング、釣り、麻雀、ドライブ、映画、音楽、スナック、喫茶店巡り、、、等々
その全てを
「母親がいつ病院へ行かなければならないか分からないので」との理由で断ち
車をいつでも運転して病院へ連れていけるようにしていたそうです
結婚もせず それ以来30数年間 母親を看病、介護していました
昨日 その話を愚痴ではなく 淡々と話してくれ
最後に
「弟もいるけど 自分が母親を独り占めした事になり 申し訳ない気持ち」
それを聞いた時に 彼の事を心から尊敬するようになりました
昔から 嘘はつかない、仕事は超真面目、頼まれたことは断らない
そんな性格でしたが 今回の彼の言葉で改めて 「すごいヤツだ」
そう思いました
分かれる前に聞きました
これからは自由なんだから 好きな事をすれば?
そしたら 彼は言いました
「遊び方を忘れた それに 昔の音楽テープや機械も今はシステムが変わっていて
それらをそのまま楽しめないと最近知った」
そういって笑っていました
、、、遊びの 浦島太郎、、
そんな素敵な彼 自分には最高の友達です
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