渡哲也さんとの「小さな接点」
先日
渡哲也さんの訃報をお聞きして
ご冥福をお祈りすると共に
20数年前の ある思い出がよみがえりました
自分は食品関係の会社に勤めていたのですが
その頃は 小売りの子会社を新たに作って そこの社長として
百貨店で海産物の店をテナントとして設けていました
全国へ飛び回り 商品の勉強、買い出しなどで忙しくしていたある日
お店に「東京からです」と 電話がありました
電話を受け取り 応対をしたところ
「北陸の名産品を扱っていらっしゃいますか?」
「ホタルイカはありますか」
などの質問があり 「はい 色々と扱っております」
そうお答えしたところ
「では 渡と代わります 少しお待ちください」 と言われました
へぇ~ お客さんのお名前は渡さんと仰るのか、、 とメモったら
すぐに、、渡さんと仰る方が電話に出られて
「もしもし 突然失礼します」 と
なんだか 聞き覚えのある声が、、
そして
「実は ホタルイカの塩辛が欲しいのですが どんなのがありますか?」
そこで 相手様のご要望をお聞きし、それに見合った商品を紹介したところ
ビン入りの ホタルイカ沖漬けをお選びになり
1本づつ包装紙をかけ 数十本のお買い上げとなりました
「どちらへお送りすればよろしいでしょうか?」 とお聞きして
メモっていたら
最後のお名前が、、「渡哲也」、、
ビックリです
「はい、、あの、、失礼ですが あの 渡哲也様ですか?」
「はい 渡です」
、、オイラの頭の中で 「喜びの酒~♬ 松竹梅~♬」 の声が響いていました
とても礼儀正しい方でした
まさか ご本人からこんなお店に電話をして注文されるとは
想像できませんでした
でも 今となっては 心に残る思い出として
大切にしたいと思います

(偶然でしょうか? その訃報を知った日に撮った 空を泳ぐ鯉)
渡哲也様の ご冥福をお祈りします
どうや安らかにお眠りください
合掌。
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