貧乏神
昨日の夕方
珍しくテレビを見ていたら
ゲゲゲの女房という番組の再放送をやっていました
その中で 昔はいたるところに妖怪がいそうな場所があった、、と
そんな会話が出てきました
それで思い出したのですが
ごん父が まだ鼻たれ小僧だったころ
貧乏な家には 「貧乏神」が住んでいる
押し入れの中や 戸袋の中で ひっそりとうずくまっている
そんな話を聞かされていました
まさに、、我が家だ!
そう思ってから
家の押し入れや戸棚を開けるのが怖かったのを覚えています
日本には八百万の神様がいるので
まぁ~ そんな神様がいても不思議ではない
便所にだって居るんだから
大人になった ある日
神様の事を色々と知りたくなり
世界の宗教の本や
日本の神社仏閣に関する本を読んでいた時
貧乏神の事を初めて知りました
むか~し むかし
信者の少ないがゆえに
貧乏な山寺がありました
裕福なお寺を羨ましく思った住職が
自分のお寺の門に張り紙をしました
「この寺にお参りに来ないと あなたたちの家に貧乏神を行かせる」
驚いた近隣の住民が うちに貧乏神が来たら大変だと
大勢の人がお参りに訪れるようになったそうです
おかげでその寺は 貧乏神が出ていったのが原因か分かりませんが
裕福になったそうです、、
驚きですよね
そのことを知ってからは
ごん父家は
貧乏神がやってこないように
番犬を置きました

おそまつ、、
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